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プラスチック製のボディーにあらかじめフィルムが入っている簡単なカメラは、フィルムの入れ替えができないところから使い捨てカメラと言われる。手軽さと画質のよさが歓迎されて売り上げが急伸し、一九九〇年には三千五百万個でフィルム出荷の一割を超えた。富士のほか、コニカ、日本コダック、三菱製紙、松下電器もつくっているが、シェアは富士が九割を占めるといわれる。
人気の秘密は手軽さで、フィルムの出し入れの手間もかからない。海外旅行に十本まとめて持っていくとか、ときには結婚披露宴で出席者に配るといったような使い方も出てきた。使い捨てを気にしない日本会社の一面もありそうだ。
会話
(普通のカメラを買う)
店員:どんなカメラがよろしいでしょうか。
林 :簡単なのがいいんですが。子供でも使えるような。
店員:それでしたら、この辺のはいかがですか。(二、三台取り出して見せる。) 【?g"`2++ 和 风 日 语 www.jpwind.com 更多资源 更好服务 ++\xg '9gg】
林 :(一つを取り上げて)これは……。
店員:はい。シャッターを押すだけでいいんです。
林 :あ、そうですか。あの、部屋の中でも撮れますか。
店員:はい、ここを押すと、フラッシュが出てきます。で、ちょっと待っていただくと、ここが赤くなりますから、そうしたらシャッターを押してください。
林 :赤くなってから押すんですね。
店員:ええ、そうです。フラッシュは、使わないときは、元の位置に戻しておいてください。電池がなくなりますから。
林 :ちょっとやってみていいですか。
店員:はい、どうぞ。
林 :ええと、フラッシュを出して、赤くなるまで待って…。
店員:ええ。ファインダーをのぞいてみてください。
林 :ああ、ここですね。そして、フラッシュが赤くなったらシャッター押す、と。
店員:そうです。
林 :で、フラッシュを元の位置に戻して……。
店員:フィルムはこのレバーで巻きます。動かなくなるところまでずっと巻いてください。
林 :ああ、こうですね。フィルムは、どうやって取り替えるんですか。
店員:はい。ここが動かなくなったら。もうフィルムがありませんから、巻き戻して、それからふたを開けて取り出してください。
林 :ああ、こうですね。
店員:ええ。そして、新しいフィルムをこういう方向で入れるんです。
林 :はあ、そうですか。
店員:はい。 【"6AU5++ 和*风*日*语 www.jpwind.com 更多资源 更好服务 ++ 'R?% B】
林 :フィルムは普通のですね。
店員:ええ、そうです。で、もう何でしたら、お店に持って行かれたら、新しいフィルムを入れてくれますから。
林 :ああ、そうですか。それなら安心です。
(写真を撮る)
林 :写真を一枚撮りましょう。
李 :ありがとう。どの辺で撮りましょうか。
林 :そうですね。
李 :この辺でいいですか。
林 :そこは顔が木の影になりますから、もう少し左によってください。
李 :このぐらいですか。
林 :そう、結構です。はい、写しますよ。
李 :ありがとうございました。今度は私が写しましょう。
林 :じゃ、お願いします。これを押すと、シャッターが下ります。
李 :押すだけですね。
林 :ああ、フィルムを巻くのを忘れました。レバーを引けば、巻けます。
李 :便利なカメラですね。私も一台買おうかな。
林 :ええ、いいカメラですよ。買うなら、この機種を勧めます。
李 :じゃ、写しますから、笑ってください。
応用文
記念写真
私の父は今のところ、家族や親戚の人たちに頭が上がらない。
去る九月十七日のことだった。その日は、私のいとこののりちゃん(父の姉の子供)の結婚式だった。前日は台風二十三号で大雨が降ったが、その日は、雨もやみ、風は少し強かったが、とてもよい天気になった。のりちゃんの家に集まった親戚の人たちは、口々に、「よかった、よかった。」と喜び合っていた。みんな部屋を出たり入ったりして、落ち着かない様子でお嫁さんを持っていた。「来た、来た。」という声に飛び出していくと、きらきら光る赤い着物姿ののりちゃんが、すてきなかんざしを付けて、母に手を引かれながら玄関から入ってきた。父が、
「待って、待って。玄関から入ってくるところを一枚。」と言いながら、パッと、フラッシュをたいた。それから、床の間の前で。 【nyK=H=++ 和风 日语 www.jpwind.com 更多资源 更好服务 ++vw KuI】
「はい、こっちを向いて。はい、もう少しうれしそうに。」とかなんとか、前から写したり、横から写したり、後ろ姿を写したり、名カメラマンぶりだった。
のりちゃんは静岡へ行ってしまうので、親戚の人たちも、私と妹も、それぞれお嫁さんのそばへ行っては父に写してもらった。母が
「後で、フィルム入れてなかった、なんて言うんじゃないでしょうね。」と冷やかしたら、
「絶対に大丈夫。撮影技術は保証済みなんだから。」と言いながら、お嫁さんとお婿さんを並べては、パッ、お婿さんの親戚の人たちを並べては、パッ、頭の汗をふきふき、フラッシュをたいた。
ところが、結婚式の次の日、写真屋さんに頼みに行く前に、
「まだ、二、三枚、フィルムが残っているから。」と、母を写したとき、二、三枚どころか、それ以上写しても残っているようなのだ。父は変だと思ったらしく、あわてて、カメラを開けてみて、大声を出した。
「ああ、一巻の終わりだ。」
どうしたわけかフィルムは全然動かず、空回りをしていたのだ。母は、「大変。のりちゃんや親戚の人たちに、なんと言ってお詫びしたらいいんだか。」と、ぼそぼそ言った。私もがっかりした。フィルムは入っていたけれど、母の冗談が本当になってしまったのだ。
写真を写したのは父だけだったので、のりちゃんの記念写真は、とうとうだれの手にも渡らないでしまった。
だから、今のところ、私や妹が、「お父さあん。」と、節を付けて言うと、「あ、ご免、ご免。」と言いながら逃げ出してしまう父である。しかし、だれよりも残念に思っているのは、きっと父に違いない。
ファンクション用語
禁止
(寮則の用語例)
(1)室内で騒いではいけない。
(2)寝る前、消燈を忘れるな。
(3)ゴミを捨てるべからず。
(4)痰を吐き散らさないこと。
(5)来客の宿泊はご遠慮ください。 |