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留守番電話を利用する人が多くなった。留守番電話は確か確かに便利である。だれも家にいないときにだれかから電話があった場合、あとで録音テープでその内容を知ることができる。家にいるときでも、風呂に入っていたりして、電話に出ることができないこともある。例えば、食事中やテレビでおもしろいドラマを見ているときなど、電話に出なくてすむのは、ありがたいことである。
それほど便利なものであるが、つけたくないと言う人も多い。電話をかけたとき、相手の声でなく、録音テープを聞くのが不愉快なためである。「いま留守です。ビーという音のあとで、ご用件をお話しください」という事務的な声を聞くのが嫌いだし、人にもそんな声を聞かせたくない、という人が多い。
留守番電話の伝言にしたがって、電話してみると、その人も留守番電話をつけているので、録音テープに話をする。その返事もまた録音テープということもある。こうなると、人と話すのでなく、いつもマイクに向って話すことになる。普通の人も、テレビやラジオのアナウンサーになったようなものだ。
話し掛けてすぐ返事を聞くことができるのが、電話の魅力であるが、留守番電話ではそれがない。手紙を受け取って読んで、返事を書いて送るのと似ている。もちろん、その早さは手紙と比較にならないが、同時性がないという点では、手紙時代に逆戻りしたような気がする。
会話
(一)
(留守番電話の例。Aは男性であるが、女性でもほとんど変わらない。)
A :もしもし、山下さんですか。川上ですが。
テープ:山下でございます。ただいま留守でございます。恐れ入りますが、ピーという信号音が聞こえたら、ご用件をお話しください。テープは一分間ですから、一分以内にお願いします。 【QA++ 和风日语 www.jpwind.com 更多资源 更好服务 ++m?)EDO】
A :これは留守番電話だな。
テープ:ピー。
A :えーと、あのう、もしもし川上ですが……。
テープ:……。
A :今度の仕事のことなんですけどね。この間、十五日で結構ですと言ったんですが……。
テープ:……。
A :ちょっと都合が悪くなりましたので……。
テープ:……。
A :すみませんが、十八日か二十日にしてくださいませんか。
テープ:……。
A :できれば二十日のほうがいいんですが……。
テープ:……。
A :あ、返事はないんだった。あのね、それから、田中さんに連絡したら、家の人の話では、いまヨーロッパ旅行中なんだって……。
テープ:……。
A :うらやましいねえ。
テープ:……。
A :それでね、あの……。
テープ:ピー。
A :ええ?ひどいなあ。
(二)
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(夫と妻の会話)
妻:ねえ、うちも留守番電話にしましょうよ。
夫:どうして。
妻:うち、共働きだから、昼は留守が多いでしょ?
夫:うん。
妻:友達が、「お宅はいつも留守ね」って起こるのよ。
夫:夜、電話してくださいって言ったら?
妻:でも、夜は電話がきても、出られないことが多いのよ。お風呂に入っていたりして……。
夫:うん。
妻:テレビでおもしろいドラマやってるとき、電話に出ると、話が分からなくなるし……。
夫:どうだね。
妻:だから、留守番電話がいいと思うけど。
夫:でも、人に電話したとき、録音テープの声が聞こえるのは、いやだな。
妻:そう。
夫:ピーって言う音を聞いて、急いで録音するんだろう?
妻:ええ、そうよ。
夫:アナウンサーじゃないんだから、マイクに向って話すのはいやだよ。
妻:でも、うちが留守番電話にしたら、録音をするのはほかの人よ。私たちが録音するんじゃないのよ。
夫:自分がしたくないことは、ほかの人にもさせたくないよ。
妻:ああ、そう。じゃ、留守番電話止めましょう。 【C^-/eR++ 和 风 日 语 www.jpwind.com 更多资源 更好服务 ++}'%t?b]】
夫:いいの?
妻:ええ。残業を断って、早くうちに帰るわ。収入は減るけど。
応用文
テレビ電話
兄さんに、アフリカから、宇宙中継でテレビ電話がかかってきた。
テレビスクリーンに出てきた人の顔を見て、みんなはびっくりした。色の真っ黒な黒人だったからだ。
黒人は、真っ赤な口をぱくぱくとあけて、なにか、一生懸命にしゃべる。だが、なにを言っているのか、さっぱり分からない。 【1pg1P++ 和风日语 www.jpwind.com 更多资源 更好服务 ++99"gs1bG】
兄さんは、英語で聞き返した。しかし、黒人は首をかしげ、いっそう早口になって、わけのわからない言葉を捲くし立てる。
お父さんがフランス語で試してみた。したし、それもだめ。兄さんが、あまりうまくないドイツ語で、話し掛けてみたが、これまた、むだだった。その黒人は、その国語のどれも習ったことがないらしいのだ。
「よわったな……。この人の言葉は、どうやら、アフリカのスワヒリ語らしいけど、僕は、アフリカ語は弱いんだ。」
「私もだめだな。インドネシア語なら、少しは分かるんだが。」
お父さんも首をひねった。
黒人も、弱ったような顔で、こっちをながめている。
すると、ママがふと思い付いたように、ホーム電子頭脳の前に寄り、マイクを取って話し掛けた。
「あなたの記憶装置には、アフリカの、スワヒリ語は記憶されていたかしら?」
ホーム電子頭脳の信号ランプが二、三回、ぱちぱちと瞬いたかと思うと、スピーカーから気持ちのいい男の声が流れてきた。
「ハイ。アジア、アフリカ語ハ、二十か国語ガ、キオクサレテイマス。スワヒリ語モ、ホンヤクデキマス。」
「それはありがたい。」
兄さんが躍り上がって言った。
「それじゃ、いまテレビ電話に出ている人の言葉を通訳してくれ。」
「カシコマリマシタ。」
兄さんは、ホーム電子頭脳のダイヤルをひねって、テレビ電話と連絡した。それから、テレビ電話に向って言った。
「もし一度初めから話してください。今度は分かったでしょう?」
すると、黒人の顔がぱっとうれしそうに輝いた。
もちろん、今度は兄さんの日本語は向こうには、スワヒリ語に通訳されて聞こえたのだ。
と思うと、スピーカーから流暢な日本語が響いてきた。ホーム電子頭脳の翻訳回路がスワヒリ語を日本語に通訳したのだ。
「私は東アフリカ共和国のロンボクというものです。いま日本東都大学に留学しているメケメケのいとこです。 【 f}mTy^++ 和 风 日 语 www.jpwind.com 更多资源 更好服务 ++u OJ{c】
「そうか!メケメケならば、僕の親友ですよ。」と兄さんは大きく頷いて言った。
「それで、メケメケとは連絡が取れたんですか。」
ロンボクは困ったような顔になった。
「それがだめのです。東都大学の留学生会館に電話したんですけど、留守なんです。それで、一番のお友達のあなたならば、行き先が分かるかもしれないと思ってお電話してみたんです。」
「ああ、それなら分かりますよ。」
兄さんは急き込んで、「メケメケはいま南極市へ行く途中なんです。今ごろは南極行きのロケット機に乗っています。」
「それは困った……。どうして連絡を取ればいいでしょう?」
ロンボクが眉をひそめて言った。
「大丈夫ですよ。この電話を切って少し待ってください。いまこっちからそのロケット機にテレビ電話をかけて、メケメケを呼び出し、そっちへ電話するように言ってあげます。」
ロンボクが顔を輝かして頷いた。
ファンクション用語
提案
A 今晩、劇映画があるそうですが、いかがですか。
B あれ、面白そうじゃありませんか。
A 一緒に見に行きませんか。 【 S:1*`++ 和风日语 www.jpwind.com 更多资源 更好服务 ++2T?D@'Z】
B ええ、行きましょう。
A じゃ、晩ご飯は簡単にしたらどうでしょう。
B いいでしょう。 |